社会起業家―「よい社会」をつくる人たち
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社会起業家と従来のNPOとのちがいとは? |
社会起業家とはなにか、
生まれた背景や、日本で先進的に行われてきた社会起業家の活動事例を知ることができました。
社会起業家とボランティア・リーダーとの違いとして、
「やることを実現させるため、
関係者のネットワークを拡げていくこと」
という著者独自の視点も入っており、
社会起業家と従来のNPOとの違いを知ることができる一冊だと思いました。
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オキラクな机上の空論 |
DEMOSの報告書やギデンスの理論の無批判な受け売りで、お気楽に理想論を振りかざす著者にはあきれさせられた。「当然のことながら、非営利組織のなかにも、よい非営利組織と悪い非営利組織がある。それを見分ける一つの簡単な方法は、その組織が新しいか古いかということである。」といった、短絡極まりない議論で満ちている。NPOや非営利ボランティア組織の運営の現実を全く知らない者の机上の空論以外の何者でもない。
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企業経営者が社会的責任を意識するにも最適の書 |
この本を読んで、私のライフワークが、さらに明らかになった。
中小企業経営者のはしくれである現在は、より社会起業家的に
行動して、社会的責任を果たしたいと思うようになった。
そして、経営者引退後の次の人生においては、
本格的に社会起業家としての道を歩もうと考えるに至った。
良くも悪くも、米英の轍を踏む経済政策を取ろうとしてる以上、
日本においても社会起業家の役割は、ますます重要になろう。
「世のため自分のため」に社会起業家を目指したい!
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必要なのは社会問題に取り組む「プロ」=社会起業家 |
本書は、イギリス、アメリカなどで出現している、ビジネスの手法を持って社会的に有益な事業を行う「社会起業家」について、実例を踏まえながら解説したものである。
ここでは、イギリスのシンクタンク「デモス」の報告書に紹介されている事例から説き起こし、官僚機構の行政が失敗してきた、失業、貧困、犯罪、福祉依存といった福祉問題の解決にとって、社会起業家が有効であることを強調している。
その理由は、福祉行政が官僚的な規則や制度を定めて、それを一律に適応させようとするものであるところ、社会起業家は地域の人的資源を活用し、地域の実情にあわせて、独特の方法でそれを実行しようとするためだ。
そして何よりも社会起業家が有効なのは、プロとしての卓越したスキルや能力を有していることだ。アマチュアのボランティア組織のように、それを理由とした、ビジネススキルの欠如や、組織のアカウンタビリティーの欠如は許容されない。
この点に関して著者も「効率的な組織、才能、創造的なアイデア、専門的な技術力など、今や非営利組織でも、テクノロジー・ベンチャーと変わらないくらいのプロとしての経営力がいる時代になった。」(152頁)と明確に述べている。
その上で、我が国の様々な問題の解決において、社会起業家が果たすべき役割を示し、我が国の社会起業家の実例を紹介している。そして、さらに、そうした社会起業家の出現を歴史的に位置づけている。それは、江戸時代、さまざまな地域組織などが福祉、教育活動を行っていたが、近代国家の誕生によって、そうした基盤がすべて国家によって飲み込まれた、とするものである。そして現代は、再び国家からそうした活動分野を社会起業家が取り戻す時代と位置づけている。
以上、本書は、社会起業家について、外国及び我が国の実例、プロとしてのスキルの重要性、さらには歴史的位置づけから、簡略に解説した良書といえるだろう。
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不正確な修飾 |
この書で挙げられている事例は、実際にはどれもうまくいっていない。そればかりか、不当労働行為に当たるもの(ただ働き)さえある。



